Re: 平成24年度 2級(動物部門) 答え合わせ ( No.1 ) |
- 日時: 2012/12/27 19:23
- 名前: ごとんべ
- 今年の解答(案)です。おかしな点がありましたら、訂正をお願いします。
T−1 2.モネラ-原生生物-菌-植物-動物 T−2 3.藍藻 T−3 【誤】3.どちらも体節に分かれている T−4 2.アカモク T−5 3.ツキヨタケ T−6 1.仮道管 T−7 4.サソリの毒針とスズメバチの毒針 T−8 3.ヤマザクラ−オオヤマザクラ T−9 3.刺胞動物 T−10 1.アマミノクロウサギ−オオサンショウウオ−ガロアムシ−ムカシトンボ T−11 3.卵生の爬虫類にも胎生の爬虫類にも遺伝的に性が決定される種がある。 T−12 4.モクズガニ T−13 2.トコジラミ T−14 2.線形動物 T−15 1.APG分類体系 T−16 【誤】1.国際植物命名規約は最近、国際藻類・菌類・植物命名規約に変更され、新種の記載において必ずしもラテン語を使用しなくてもよいことになった。 T−17 2.種の保存法 T−18 3.オオヒキガエル T−19 A. 4.ブナ科 B. 1.アオガエル科
U−1 2. 2,000 U−2 3.シャチ U−3 4.ゴマフアザラシ−ニホンジカ−ヌートリア−ユキウサギ U−4 1.イタチ雄とチョウセンイタチ雌の頭胴長の範囲はほぼ重なっている。 U−5 1.現在も千島列島に繁殖集団がいる。 U−6 3. 21〜30種 U−7 2.カワネズミ U−8 2.明治時代 U−9 2.イリオモテヤマネコは特別天然記念物、ツシマヤマネコは天然記念物である。 U−10 【誤】2.推定個体数はイノシシ>ニホンジカ>ニホンザルの順である。 U−11 2.シマヘビ−ヒバカリ−ヤマカガシ U−12 3.ガラスヒバァ−ヒバカリ−ミヤコヒバァ−ヤエヤマヒバァ U−13 2.ウミヘビ類はかつてウミヘビ科とされたこともあるが、現在はコブラ科に含められる。 4.コブラ科の陸棲種は本州と四国には分布しないが、九州と琉球列島には分布する。 (※奄美大島(鹿児島県)を九州に含む解釈もできるため、4.でも正答) U−14 1.カジカガエル−ナガレヒキガエル−ハナサキガエル U−15 【誤】1.足の基部から第4指先端までの長さは、後肢よりも前肢のほうが長い。 U−16 【誤】3.本州、四国、九州の山地に分布する。 U−17 2. 8種 U−18 4.タワヤモリ−ニシヤモリ−ニホンヤモリ−ヤクヤモリ U−19 2.アオダイショウ−シマヘビ−ジムグリ−ニホンアマガエル U−20 2.クサガメは日本の在来種ではなく、人為的な移入種である可能性が高い。 U−21 3.トラツグミ U−22 3.スズガモ U−23 3. 6枚 U−24 3.ブッポウソウ類 U−25 1.コノハズク U−26 3.シジュウカラ U−27 1.カッコウ U−28 1.イワヒバリ U−29 1.クマゲラ U−30 4.リュウキュウカラスバト U−31 A. 3.琵琶湖水系と岡山県 B. 3.ドジョウ C. 3.絶滅危惧TA類 U−32 A. 2.スズキ B. 4.モザンビークティラピア C. 2.卵や仔魚を口腔内で哺育する U−33 1.アカメ U−34 【誤】2.尾鰭の後縁が丸い U−35 2.ヒナイシドジョウ U−36 2.ケツギョ U−37 A. 1.アケビコノハ B. 4.モンシロチョウ C. 3.クロスズメバチ D. 3.モンカゲロウ科 U−38 4.複眼は小さい;無翅で、体は肥厚する;触角は体より長く、後脚は前・中脚よりも長く、その腿節は肥大する。 U−39 2.カブトムシ−ヤンバルテナガコガネ U−40 1.コウチュウ目 U−41 2.ヒゲナガハナノミ (※選択肢の中では2.が正答となるが、「水の中」という表現は妥当とは思えない) U−42 1.カワゲラ目 (※選択肢の中では1.が正答となるが、例えばオナシカワゲラ科Nemouridaeの種には、比較的富栄養的な止水環境の落葉下などに見出されるものもある) U−43 A. 3.Plecoptera B. 1.Baetidae C. 1.Asellus U−44 2.ヒカゲチョウ U−45 4.ヨコヅナサシガメ U−46 2.ハナダカトンボ U−47 3.ザトウムシ目−クモ綱 U−48 【誤】4.歩脚はすべての胴節から2対ずつ生える。 U−49 1.オニグモ U−50 3.ミズグモ U−51 2.オカダンゴムシ U−52 A.ヒメハマシギ B.ホオアカ C.アユ D.ムギツク E.ニホンアカガエル F.ヤマカガシ G.タヌキ H.ツマグロヒョウモン I.アキアカネ J.コガネグモ
V−1 省略 V−2 省略 V−3 A. 1.正 B. 2.誤 C. 2.誤 D. 2.誤
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Re: 平成24年度 2級(動物部門) 答え合わせ ( No.2 ) |
- 日時: 2013/01/10 16:00
- 名前: メイ
- U−27は「4.ツツドリ」ではないでしょうか?
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Re: 平成24年度 2級(動物部門) 答え合わせ ( No.3 ) |
- 日時: 2013/01/10 20:35
- 名前: ふくふく
- >ごとんべさま
解答案、ありがとうございます。
U-52 Iは「ナツアカネ」ではないでしょうか?
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Re: 平成24年度 2級(動物部門) 答え合わせ ( No.4 ) |
- 日時: 2013/01/11 10:52
- 名前: ごとんべ
- メイ様、ふくふく様、どうもありがとうございます。
U‐27 ご指摘のとおり、4.ツツドリがウグイスに托卵するようです。
U‐52 I. 胸部の黒条が途中で断ち切られずに背側に流れているように見えたのでアキアカネかな、と考えましたが、体全体が同じように赤くなる感じはナツアカネですかね。他に決定的な識別点がありましたら、教えていただけるとうれしいです。
U‐52 A.も自信がないので、詳しい方、ぜひフォローをお願いします。
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Re: 平成24年度 2級(動物部門) 答え合わせ ( No.5 ) |
- 日時: 2013/01/26 00:31
- 名前: 名無しのゴンベエ
- 顔が赤いのでナツアカネですね。アキアカネは赤くなりません。
2級の合格点がわからないのですが、何点以上が合格になるのでしょうか?
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Re: 平成24年度 2級(動物部門) 答え合わせ ( No.6 ) |
- 日時: 2013/01/27 10:58
- 名前: ごとんべ
- 名無しのゴンベエ様、どうもありがとうございます。
顔の色も決め手にできるのですね。
2級の合格点ですが、初期の頃、自然環境研究センターが講習会を開催しており、そこで70%と聞きました。 しかし、昨年度は65点で合格、64点で不合格だった人がいますので、年によって上下があるのかもしれません。 ただし、これは各問1点、スケッチを5点、合計100点とし、傾斜配点等がないと仮定した場合の自己採点によります。例えば、写真問題は5問以上できなければ足切り、といった措置がなされていないとは限りません。
自然環境研究センターは、合格基準や配点、希望者への得点開示など、試験の透明性、公平性を高める努力をすべきだと常々感じています。
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Re: 平成24年度 2級(動物部門) 答え合わせ ( No.7 ) |
- 日時: 2013/01/30 06:06
- 名前: 名無しのゴンベエ
- ごとんべさん
ありがとうございます。 確かに不透明すぎてもう少し情報が欲しい資格ですよね^^; 自己採点はスケッチを3点として65点なので、どうなるかが凄く気になります。
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Re: 平成24年度 2級(動物部門) 答え合わせ ( No.8 ) |
- 日時: 2013/02/02 01:09
- 名前: 水圏受けたけど
- どの部門も解答枠数を数えて、スケッチを1点とすると、大体100点になるように思います。数年前に動物部門に合格した時には、その計算で70点になり、合格しましたが、問題の難易度がだんだん上がっているようですし、合格点数が下がっている感ありです。
何しろ受験者数が頭打ちですから今後の試験運営を考えると、合格点を明らかにして大勢を合格させてしまうと自然環境研究センターは困ると思います。予め合格点を明らかにした際には、大勢が合格しないように更に問題が難化するように思います。
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Re: 平成24年度 2級(動物部門) 答え合わせ ( No.9 ) |
- 日時: 2013/02/06 11:15
- 名前: ごとんべ
- 合否の発表があったようですね。自然環境研究センターのサイトには、同時に解答も掲載されておりました。表記の解答(案)とは次の設問が異なっていました。
T-16:1→4、U-6:3→2、U-13:2または4→2、U-27:1→4(メイ様のご指摘のとおり)、U-52A:ヒメハマシギ→オバシギ、U-52I:アキアカネ→ナツアカネ(ふくふく様、名無しのゴンベエ様のご指摘のとおり)。
以上のうち、設問U-6、U-13の解答には疑問があります。皆様のご意見をお聞かせいただければ幸いです。
U-6 「本州にいる日本固有の哺乳類の種数」は、次の21種(a〜dを含むと25種)ではないでしょうか。従って、正答は2.(11〜20種)でなく、3.(21〜30種)ではないでしょうか。 食虫目(尖鼠目):1.アズミトガリネズミ、a.サドトガリネズミ、2.ヒメヒミズ、3.ヒミズ、4.ミズラモグラ、5.アズマモグラ、b.サドモグラ、c.エチゴモグラ 翼手目:6.コキクガシラコウモリ、7.クロホオヒゲコウモリ、8.モリアブラコウモリ、9.クビワコウモリ 霊長目:10.ニホンザル 兎形目:11.ニホンノウサギ 齧歯目:12.ニホンリス、13.ホンドモモンガ、14.ムササビ、15ヤマネ、16.スミスネズミ、17.ヤチネズミ、18.ハタネズミ、19.ヒメネズミ、20.アカネズミ 食肉目:d.ニホンイタチ 偶蹄目:21.ニホンカモシカ ※そもそも、設問の種数に大きな幅をもたせている意図が不明で、例えば、1.約10種、2.約20種、3.約30種、4.約40種としておけばよいのに、と思います。
U-13 表記の解答(案)に書いたとおり、奄美地方(鹿児島県)を九州に含む解釈は明確に否定できるのでしょうか。日本の生物地理を理解する上で、南西諸島は最も重要な地域と言ってよいでしょう。本試験のために、個々の島単位で分布種を勉強している人もいると思います。勉強した人ほど引っかかりやすい設問とも言え、大いに疑問を感じます。同設問の選択肢3.には「琉球列島中部」とありますが、こうした紛らわしい表現は使わないでもらいたいものです。
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Re: 平成24年度 2級(動物部門) 答え合わせ ( No.10 ) |
- 日時: 2013/02/09 10:42
- 名前: 名無しのゴンベエ
- 今年の解答を見て自己採点した結果、スケッチ以外で64/95で合格だったので、ボーダーは高くても65のようですね。
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