試験科目
試験は、基礎科目・適正科目・共通科目・専門科目の4科目で実施されます。
基礎科目
科学技術全般にわたる基礎知識を問う問題であり、出題内容は、4年制大学の自然科学系学部の専門教育程度です。
(1) 設計・計画に関するもの(設計理論、システム設計等)
(2) 情報・論理に関するもの(アルゴリズム、情報ネットワーク等)
(3) 解析に関するもの(力学、電磁気学等)
(4) 材料・化学・バイオに関するもの(材料特性、バイオテクノロジー等)
(5) 技術関連(環境、エネルギー、品質管理、技術史等)
適正科目
技術士法第四章(技術士等の義務)の規定の遵守に関する適正を問う問題です。
共通科目
(数学・物理学・化学・生物学・地学)に掲げる5科目の中から、あらかじめ選択する2科目について、技術士補として必要な共通的基礎知識を問う問題であり、出題内容は、4年制大学の自然科学系学部の教養教育程度です。
専門科目
あらかじめ選択する1技術部門に係る基礎知識及び専門知識を問う問題であり、4年制大学の自然科学系学部の専門教育程度です。
試験形式
試験は、筆記試験により行われ、解答方式は全て五肢択一形式(マークシート方式)です。電卓の使用は、四則演算(+−×÷)、平方根(√)、百分率(%)及び数値メモリのみ有するものに限り使用が認められています。
参照:平成20年度技術士第一次試験の受験の申込み案内