試験科目
臭気判定士試験は、下記の5科目及び嗅覚検査(試験日とは別)について行います。
嗅覚概論
悪臭防止行政
悪臭測定概論
分析統計概論
臭気指数等の測定実務
嗅覚検査
嗅覚検査は、臭気判定士免状の交付又は免状の更新を受けるために必要な検査です。嗅覚検査は、免状の交付を受ける場合は申請日前1年以内に、免状の更新を受ける場合は有効期限6ヶ月以内に受ける必要があります。(ただし、免状の新規交付申請の場合、嗅覚検査の受検は
申請日前1年以内であれば、臭気判定士試験の前でも後でも構いません。)
臭気判定士(臭気測定業務従事者)は、試料の採取時や嗅覚測定法による測定に際して、試料の初期希釈倍数を決定する時など、自らの嗅覚による判断が要求されます。そのため、臭気判定士自身も「正常な嗅覚」を有していなければなりません。「正常な嗅覚」とは約95%の人がもっている一般的な嗅覚であり、特に鋭敏な感覚を要求されているわけではありません。
試験形式
試験は五肢択一形式マークシート方式です。ただし、計算に必要な対数等については試験問題に表示されますので、計算機等の持込みを禁止します。
参照:臭気判定士試験 案内及び実施要領