三菱商事は、北海道農業協同組合中央会やホクレン農業協同組合連合会などJAグループ北海道が、設立した「北海道バイオエタノール(株)」から、3億円の増資引き受けを行い、これによりJAグループに次ぐ株主となり、国産最大規模の輸送燃料用バイオエタノール製造事業に参画。
原料として、国内産糖交付金対象外のてん菜と通常は食用とはならない規格外の小麦を利用することで、地域の農業と共生しながらバイオエタノールを製造する。
将来的には、北海道で発生する稲わら、麦わら他の農業・林産分野の未利用資源など、わが国で最も豊富な非食糧のセルロース原料を利用したバイオエタノールの製造・研究の拠点とすることを目標としている。